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宇佐美貴史の評価は間違っていたのか?低迷する天才の今後は?

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一時期、ガンバ大阪ユースの最高傑作と評され、獲得出来るタイトルは全て獲得してきた宇佐美貴史だが、プロ選手後は低迷しました。

鳴り物入りで、トップチームに入団し、若干、19歳でドイツの名門クラブであるバイエルン・ミュンヘンに移籍。将来、大いにその可能性を期待された選手です。

残念な事にバイエルン・ミュンヘンでは結果という結果すら出せず、1年間でブンデスリーグのホッフェン・ハイムにレンタル移籍に出されます。

ここまで大した活躍が出来ないまま、結局、宇佐美貴史はガンバ大阪に戻ってきました。

彼にとっては、サッカー人生で初めての挫折を経験した事でしょう。

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宇佐美貴史の才能は大したレベルではなかったのか?

宇佐美貴史のサッカー選手としての才能は決して過小評価だとは思いません。

ただ、当時のバイエルン・ミュンヘンのメンバーの層が厚すぎて、出場する機会がなかったのだと思います。

アリエン・ロッベン、フランク・リベリー、トーマス・ミュラー。

世界的に実績も実力を兼ね備えた選手達が競争相手だったので、バイエルン・ミュンヘンで出場機会を掴めなかった事は仕方がないかもしれません。

しかし、キャプテンのフィリップ・ラーム、フランク・リベリーは宇佐美貴史の実力を高く評価していました。

現時点では厳しいですが、近い将来、きっとバイエルンの戦力になれると評価されていたんです。

まだ、年齢的にも若すぎたのかもしれません。

19歳で自分よりもサッカーが上手く、言葉が通じない環境に放り込まれて、その中で自分の居場所を作るという意識が弱かったのでしょう。

国内ではどのカテゴリーでも無条件にスタメンを用意され、ポジションを競争するという事はなかったから尚更だと思います。

言語が異なり、実力者しか存在しない環境で初めて、ポジションを競うという環境に宇佐美貴史は遭遇しまいました。

この状況は、バーゼルで不遇の時期を過ごしセレッソ大阪に戻った柿谷曜一朗も似ていると思います。

関連記事:柿谷曜一朗が海外クラブで通用しなかった理由とは?

サッカースキルは十分でも、チームの一人として戦力にはなれず、移籍したホッフェン・ハイムでも宇佐美貴史は干されていきます。

技術があっても、監督やチームメイトコミュニケーショを密にし、チームの一員として貢献する姿勢を示さなければ試合では使ってくれません。

宇佐美貴史は若すぎて、プロ選手として経験が足りな過ぎたのかもしれません。

日本代表に選出され、能力を存分に発揮している宇佐美貴史!

ブラジルワールドカップにも日本代表として選出されず、ゼッケローニの後任、ハビエル・アギーレにも日本代表として宇佐美貴史は選出されませんでした。

この段階で宇佐美貴史は終わった選手と見做されていたのかもしれません。

ただ、クラブレベルでは出場すればコンスタントに得点を重ねて、徐々に再評価され始め、日本代表に待望される様になってきました。

ハビエル・アギーレの後任で、現日本代表監督であるハリルホジッチにより、初めて宇佐美貴史は日本代表に選出。

以降、宇佐美貴史は徐々に才能の片鱗を発揮し、日本代表では海外勢相手でも個人技を見せつけ、Jリーグでは完全にレベルが違うプレーを披露しました。

ガンバ大阪が出場しているアジアカップでも、宇佐美貴史は高い個人技を見せつけ、『もう、アジアレベルでは宇佐美貴史を止める事は出来ない』

短所とされていた運動量、連携、守備、全てが改善され、再び、海外移籍を視野に入れていくのでは?と周囲の期待が高まる一方でした。

以前は前線に留まり、守備には積極的には参加していませんでしたが、現在では精力的に守備に奮闘しています。

海外クラブに再チャレンジする宇佐美貴史!

宇佐美貴史は海外移籍はこりごりと話していたが、最近の実力を考えれば、再チャレンジしても良いのでは?

チェルシーからオファーが来た武藤嘉則の様に、彼にもどこかのクラブからオファーがきてもおかしくはない。という話題が当時、増えていました。

実際、バイエルン・ミュンヘンが宇佐美貴史に再オファーを出すという噂も流れ、ロッベン、リベリーの後釜として宇佐美貴史に白羽の矢が立ったという噂もあった次第です。

流石に信憑性は怪しいですが、ラームとリベリーは今でも宇佐美貴史の実力を評価しているというのですから、真相はどうだったのでしょう?

結局、バイエルン・ミュンヘンの再移籍は噂レベルで、宇佐美貴史はブンデスリーグの中堅クラブであるアウグスブルグに移籍することになります。

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アウグスブルグで戦力外が続く宇佐美貴史…

満を持してドイツのクラブであるアウグスブルグに移籍した宇佐美貴史。

ただ、その移籍は大失敗と言っても過言ではないでしょう。試合に出るどころかベンチにも入れない日々が続く1年間でした。

確かにサッカー選手としての技術は一流であることは疑いはありません。

ですが、アウグスブルグというチームは如何にも中堅・下位クラブという戦術を前面に押し出す特徴があります。

守備はリトリート、攻撃はロングボールを多用したカウンターサッカー。

こういうクラブで特に求められるのは、身体能力と守備力です。サイドの選手は特にその傾向が強く、技術よりも身体能力と守備力。

宇佐美貴史の特徴はボールを保持して活かされるものですので、アウグスブルグのサッカーとの相性は最悪でした。

最前線で起用されれば彼の持ち味は活かされたかもしれませんが、このクラブでは足元にはボールが来ず、雑にスペースへ出されるロングボールが多くなります。

スペースに走り込み局面を打開するスピードは、宇佐美貴史にはありません。

そういう意味で彼は、アウグスブルグというチームで不遇されてしまいます。

彼も努力してチームの戦術に馴染もうと努めていたようですが、今まで求められていない役割と動きでアウグスブルグの戦力になるのは難しかったみたいですね。

サッカー選手は試合に出続けないと、試合勘が鈍り成長をすることもありません。

宇佐美貴史はもう若手という年齢ではないので、出場機会が多い可能性があるクラブに移籍した方がいいのではないでしょうか?

移籍はJリーグを視野に入れてもいいと思います。海外では通用せず、逃げ帰ってきた。と揶揄されるかもしれませんが、努力しても通用しなかったのであれば仕方ありません。

それよりも、プロ選手として生活をする為に自分に見合ったレベルのクラブに移籍するのも選択肢だと思います。

もう、チャレンジという段階ではなく、生活費を稼ぐ手段としてサッカーを続ける。

宇佐美貴史はもう、そういう段階に入っていると思います。

彼の海外移籍は失敗だったかもしれませんが、失敗は恥ではありません。

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