サッカーのドリブルは実戦を通じて身に付けるものです。
今回はサッカーの個人技である「ドリブル」について触れていきたいと思います。
さて、社会人になったから、付き合いでサッカーを始める事になる方もいるでしょう。最近は、人数が少なくても気軽にプレー出来るフットサルもありますし。
ただ、社会人になるまでサッカーに縁がなかった。もしくは、体育の授業でしか経験が無いという方もおられると思います。
そんな方の為に、サッカーの素人の方が最短で上手いドリブル技を身に付けるコツを公開してみたいと考えました。
ちょっと、荒っぽい理論かもしれませんが、お付き合い頂ければ幸いです。
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サッカーにおいて、ドリブルという個人技で最も大切な事とは?
この間、甥っ子のサッカー教室を観に行った時の事です。
こういうブログを公開しているもので、普通に甥っ子の溌剌なプレーだけ目で追えばいいのですが、嫌らしく「どのように指導しているのか?」なども見ちゃうんですよね。
…やはり、気になった事がありました。甥っ子のよりもずっと上の小学生クラスの練習でした。
コーチが遠くにボールを放り、そこに2人組が拾いに行き、ボールを巡り1対1をさせる練習の様でした。
色々、ツッコミところを上げてはキリがないのですが、最も気になったのは「ボールの収め方」でした。
しばらく、その練習を観ていたのですが、どの子もいち早く、相手の子よりも「ボールに触ろう」としていたんですよね…。
そうじゃないんですよ。スペースにあるボールを相手と奪い合う時は、ボールを先に触るのではなく、『相手を自分の身体で抑える』ことが先なんです。
誤解がない様に申し上げますが、スタートの時点で抑えるのではなく、ボールの奪い合いになる時点で、自分の身体を相手とボールの間に入れる事が大切という事です。
その子供達はボールにばかり意識がいっていたようで、「相手を抑える」という意識は皆無でした。
コーチは全然、注意しないんですよ。代わりに口出ししたい位でした。「ボールに触るのは、相手を抑えてからでいいんだよ」と伝えたかったです。
相手がいる場合を想定した、サッカーのドリブルという個人技で最も大切な事は「ボールと相手の間に自分の身体を入れる事です」ボールをコントロールするのは、その後でいいんです。
素人の方はとりあえず、1対1でのボールキープに慣れましょう!
素人の方が短期間でサッカーのドリブルで上手くなるコツは、とにかく1対1でのボールキープに慣れる事です。
特に難しい技術は必要ないです。ボールに殆ど触らなくてよいので、相手に対し「自分の身体でボールを守る」という意識を持ち、時間を決めてボールをキープしてみましょう。
関連記事:サッカーで相手を背負ってボールを貰う時に、焦らないようにするには?
ドリブルのフェイントとかボールタッチの練習はいきなり行っても、試合では全然、使い物になりません。
まず、1対1でのドリブルによるボールキープに十分に慣れて、試合で通用するようになってから、フェイント、ボールタッチの練習を始めるのがベターです。
そして、もうひとつ大切なのはトラップの技術。これも重要になります。
関連記事;サッカーでトラップが上手くなる2つのコツ!この練習がおすすめです!
ボールキープが上手くなってからボールタッチ、フェイントを練習する様になると『試合での活かし方』が自ずと分かるようになります。
試合で使えない、活かし方を知らない、そんなフェイントやボールタッチなど全く意味がありません。
全ては「試合で通用する技術を身に着ける」これが大切です。試合に出る→課題を知る→必要な個人技の練習→試合に出る。この流れが重要なんです。
サッカーの技術があまり無い時は、サイドのポジションを担当する事。
サッカーの技術があまり無い時で試合に出る時は、サイドのポジションを担当するようにしましょう。
出来れば、サイドバックではなく、サイドハーフ、ウイングが良いです。
サイドのポジションは、両サイド同じなのですが、基本的に片側からしか相手のチェックに曝されません。
センターのポジションは前後左右、360°からチェックを受ける事になるので、素人の方は避けた方がいいポジションです。
また、サイドのポジションでもサイドバックは出来れば避けたいところです。何故かというと、ゴールに近い位置で、サイドといえどボールを奪われれば、失点のリスクが上るからです。
失点のリスク回避を考えれば、相手ゴールに近い位置のポジションがベターです。ですので、サイドハーフ、ウィングを担当するのがいいでしょう。
ボールを味方から受けた時は、出来るだけキープをして、近くの味方に渡して下さい。高い位置で頑張ってボールをキープ出来る様になると飛躍的にサッカーが上手くなります。
まだ、この段階では攻撃に貢献は出来ないと思いますが、代わりに守備を頑張りましょう。
攻撃と違い、守備はボールを使用せず、ある程度は知識がものをいう技術ですので、頑張って走れば十分にチームに貢献出来ます。
試合でボールキープが出来る様になってから、必要とするフェイント、ボールタッチを練習する!
試合を通して、ボールキープが出来る様になってくると、周りの状況がよく見える様になっていきます。
相手を背負ってボールキープをしている時、こう動けば振り向けるんじゃないか?その為のフェイントはどうすればよいか?ボールのファーストタッチは?
などなど、プレーを通して課題が見えてくるんですね。この段階になって、自分に必要なボールタッチ、フェイントを練習すればいいんです。
自分で見つけた課題を克服する技術を身に付けた時、試合では何度でも効果的に使用できる武器になります。
理想はバルセロナに所属するアンドレス・イニエスタのドリブルです。
関連記事:懐深いドリブルが絶妙!バルセロナのイニエスタのプレースタイル!
体格的には日本人に近く、到達できる境地にある筈です。異次元の選手とも呼ばれるイニエスタのドリブルですが、ほとんどは身体を上手く使ったボールキープを基本としています。
イニエスタの基本技術が高すぎるので、ここまで華麗にボールをキープする事は困難だと思いますが、努力次第ではそれなりのキープ力は身に着けられる筈です。
とにかく実戦の試合をひたすら経験をする事!その過程で必要なドリブル技術を習得する!
下手でも構わないです。とにかく実戦の試合に出て、1対1を中心としたボールキープが出来る様になって下さい。
これが最初の目標です。実戦の試合でボールキープが出来る様になったら、そこで初めて必要なドリブルの為の個人技の練習。
それを実戦で通用するまで何度も試す。この流れを繰り返せば、短期間でドリブルは上手くなる筈です。
以上、サッカーの素人の方が最短で上手いドリブルを身に付けるコツでした。
きっと上手くなりますから、頑張っていきましょうね。
[…] 意識を持ち、時間を決めてボールをキープしてみましょう。 引用元-サッカーで素人の方が最短で上手いドリブルを身に付けるコツ! | モロットダイス! | 体脂肪、サッカーネタを公開! […]