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トーマス・ミュラーのプレースタイルについて。

投稿日:2017年12月19日 更新日:

現在、ブンデスリーグの首位をひた走るバイエルン・ミュンヘン。

その中心選手にドイツ代表のトーマス・ミュラーがいます。ただ、このミュラーという選手、凄い選手なのは何となく分かるんですが、何が凄いのか?

正直、よく分からない選手なんです。ミュラーの凄さ、プレースタイルなど、すぐに頭に浮かばないんですよね。

それなのに、ドイツ代表の主力選手であり、バイエルン・ミュンヘンでも欠かせない戦力として、常にスターティングメンバーに選ばれています。

今回は、選手としての特徴が掴みにくい、トーマス・ミュラーの凄さとプレースタイルについて公開してみたいと思います。

ボールを持たずとも相手を崩す事が出来る、観察眼とサッカーIQが凄い。

トーマス・ミュラーの凄さは、抜群にサッカーIQが高いという事です。

敵味方の動きをよく観察しており、状況に応じた最適のプレー選択肢を実行できるサッカーIQの高さを持っています。

特に、味方を利用してラインコントロールのギャップを突き、裏のスペースに飛び込むフリーランニングの質は、サッカーの教科書に載せられているセオリー通りです。

バイエルン・ミュンヘンでは、センターフォワードのレバドンフスキとの相性が高く、彼を利用して、最終ラインの背後のスペースを巧みに突いているんですね。

ミュラーのポジションは一応、トップ下と公式では表示されているんですが、実際のプレーはシャドーストライカーの役割に近いです。

ミュラーとレバドンフスキがよく用いる、シンプルな崩し方の例は、レバドンフスキがサイドの選手からボールを受ける為に、最前線から斜め下に移動をします。

その時、相手のセンターバックがレバドンフスキをマークする為に、サイドに釣り出す事が出来れば、もう一人のセンターバックも空いたスペースを埋める為にサイドに動きます。

この時、ミュラーはスペースを埋める為に移動した、センターバックの死角に移動し、一気に背後のスペースを突く準備をします。

サイドの選手はサポートに来たレバドンフスキにボールを預けるのではなく、センターバックの死角にいるミュラーにセンタリングを放り込みます。

センターバックの背後を突き、裏のスペースで完全にフリーになったミュラーは難なくボールをゴールに叩き込みます。

今シーズンから加入したドゥグラス・コスタのセンタリングから、ミュラーは高い頻度でボールをゴールに沈めてきました。

以上の崩し方は一例に過ぎず、ミュラーが囮になり、レバドンフスキにゴールを決めさせるパターンも多いです。

そして、この一連の崩し方では『ミュラーは全くボールに殆ど触っていないんですね

自身が動き出す事で、相手を崩し切るパターンの引き出しをミュラーは数多く持っていまして、敵味方の位置関係と状況に応じて、的確に用いてきます。

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ゴールに迫るプレーはまるで詰め将棋!

詰め将棋と似たようなもので、王将を詰みに追い込むパターンをミュラーは数多く掴んでいる筈です。

ゴールに至るプロセスを何手先まで予想しているのでしょう。自身が仕掛ける事で、敵味方が動き出し、最終的にゴールに至る流れを演算しながらプレーをしているのです。

ロッベンの様にスピードを活かした個人技で相手を崩す、分かりやすい特徴を持った選手ではないです。

ミュラーは味方選手に頼るという事ではなく、周りの選手を自身が思う様に『利用する』事により相手を崩す選手です。

このタイプの選手は頭脳でプレーを組み立ててくるので、好不調の波が少ない事が特長です。

チームにとっては確実に戦力として計算が出来る、素晴らしい選手だと思います。

以下、参考までにトーマス・ミュラーのプレースタイルをまとめた動画をご覧ください。

個人技の高さがあってこその観察眼とサッカーIQ

ミュラーは、周りの選手を自身が思う様に利用する事に長けた選手という事を上述しました。

ただ、それだけの選手ならば、バイエルンミュンヘンという世界トップクラスのレベルのチームでスターティングメンバーに選ばれる筈がありません。

当然の事ながら、ミュラーの個人技もそれなりに高いです。

パス精度、ボールキープ、シュートレンジの広さと精度、フィジカル。どれをとっても一流選手の域に達しています。

ただし、それらが飛び抜けている訳ではないので、ミュラーは特徴が掴みにくい選手なのかもしれません。

ミスも少なく、コレといった短所も見当たらないので、余計にプレースタイルが分かり辛いんですよ。

だから、ミュラーのプレースタイルや特徴と言われても、パッと頭に浮かびづらい方が多いと思います。

以上、バイエルン・ミュンヘンに所属するトーマス・ミュラーの凄さとプレースタイルでした。

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